
さて、出前講座してきました。
浜松の新津中学校ってとこで。
昨日の夜スペインバーでワインちょっと飲み過ぎたっぽくて、どうにも頭が冴えなかった朝でしたが。
3時間目と、あと4時間目を少し。
もらいました。
微妙な時間設定のせいで、いったいいつまでしゃべっていいのかわからず。
だいぶしゃべりすぎてしまって、生徒はだるかったろうに、申し訳なかったんですが。。。
朝学校について、とりあえず俺の元担任(そこの教頭)に挨拶。
中学を卒業した1994年3月以来の再会だから、16年ぶり、かな。
軽く雑談して、場所へ向かう。
教室ではなく、体育館でもなく。
特活室ってとこ。
畳ひいて柔道したり、剣道したり、そういう場所。
体育館の3分の1くらいの。
そこでセッティング。
で、生徒が入ってくる。
中学3年生が3クラス、110人って言ってたかな。
全員ジャージ。
中学生、、、、ガキでした。。。
すごいのが、さくっと集合して、やるぞって言ったらきちんと全員整列して、静かになる。
びびる。
はじめに担任が俺のことを紹介したんだけど、なんかエピソードを語ってくれた。
中学卒業のとき、卒業式は高校受験の発表のすぐ2、3日後だったらしくて。
俺は受験には失敗して、きっとうちひしがれていただろうと。
で、そんな卒業式で、名前を呼ぶとき。
一人ずつ名前を呼んで、俺の返事がすばらしく元気が良かったらしい。
受験で失敗して落ち込んでいるはずなのに、こんなに元気よく、、、と、そのあと先生はちょっと目頭が熱くなってうまくその後の子供の名前を呼べなくなったそうだ。
いろんな先生にその話をしてて、この16年間で赴任してきたいろんな学校で、卒業式の前とかに、その話をしてきたらしい。
今回も、受験直後で(高校入試が前日)、卒業式を控えた彼らに、その話を聞かせるいいタイミングだったみたい。
そんな話聞いたことも無かったので、驚いた。
その先生のことはあまり好きではなかったのだけど、今回こうやって久しぶりに接してみて、なんかそのおもりがとれたというか、ちょっと印象良くなったかな。
で、スタート。
タイトルは
The Road to Africa
相変わらず現地語の挨拶で始めるのだけど、いまいち反応薄。
ナミビアを紹介し、協力隊の活動を紹介。
そして、今日のテーマは「夢を語ろう」ってことだったこともあり。
どういうきっかけでこういう道に進んだのか話してほしいっていう依頼があったので、最後は俺の自伝的な話。
中学高校から、大学、会社員に至るまで、どういう考え方で、どういう思いで、15年間生きてきたかってことを話した。
すごくおとなしい生徒たちで、時折生徒を指して質問してみるんだけど、いまいち溶けきらず。
「南アフリカって、今年なんかあるんだけど、知ってる?」
「日本の人口は?」
とか、めっちゃ簡単そうなことしか聞いてないんやけど。
全然ダメやった。
びびりました。
前回は小学生だったし、クイズをたくさん入れて、で、双方向の授業って感じで組み立てました。
一応国際協力ってことも入れて、それなりの。
向こうも、事前学習してるし、だいぶ盛り上がってたんだけど。
今回のは、まあ受験終わった後で気分がぐだぐだなのもあるだろうし。
ちょっとしんどそうやったなぁ。
俺のしゃべりがあかんねやろうなぁ。
最後の方、1割くらいは寝てる子がいた。
今回のは俺の人生論的な部分があったので。
出会いとか、縁とか、そういうのをいかに大事にするか。
知識を得るきっかけは、難しい本とか偉い人の講演とかじゃなくて、もっと気軽で楽しいものでいいんじゃないかってこと。
やりたいことは、やれ、と。
まあそんな具合で。
最後にはお花をもらいました。
鉢に入ってるやつ。
スターだ。
先生にはめちゃくちゃ響いたみたいです。
てか、自分の教え子が、15年後に、その15年間を語ってるって。
めちゃめちゃ面白いよなぁ。
先生として、そういうのはとても魅力的な機会だとは思う。
終わってから、朝は校長会かなんかにいってていなかった校長と、あと担任と、3人でちょっとしゃべってて。
校長はめちゃめちゃテンションあがってて。
生き様を紹介してくれたわけですね、とか言って。
うらやましいです
ってしきりに言ってくるから
まあ今はこっちも困ってるんですけど
と言っておいた。
はっきりいって、そんなシンプルなもんじゃない。
そして、そういう割に、浜松の市教委とか、校長会とかは、現職教員の隊員参加には消極的なわけで。
いま知事が隊員派遣増をめっちゃアピールしてるけど、現場とはかなり温度差があるらしい。
なんか、複雑な気分。
また4月か5月にもぜひ。
と言われている。
仕事決まらないことを祈っていてください
と言っておいた。
そんなシンプルな問題。
俺的第2回出前講座、ちょっと消化不良ではあるけど。
楽しかった。
というか、しゃべりすぎた。
何も無しに人前でしゃべるのは嫌いだけど。
スライドを作って紹介していくのは、嫌いじゃないかもしれない。
- 関連記事
-
スポンサーサイト
コメントの投稿