
一日デリー観光。
旅行でインドきたときは、デリー着で夜あけて、街で電車の切符買うのにインド人と戦ってすごい大変で、それだけの思い出だったので、観光なんてもんは全然しなかった。
で、今日。
とりあえずコンノートプレースへ。
オートリキシャ。
出張中は移動は全部タクシーなので、リキシャに乗るのは初。
久々の値段交渉。
とりあえず10Rs/1kmくらいで考えてて、100Rsにしてもらった。
帰り道の交渉を見る限り、ずいぶん安い値段にしてもらったっぽいけど、コンノートプレースの場合は、往復で値段変わるんだろうな。

とりあえずスターバックスに入ってみる。
インドらしさ無。
トイレ超きれい。
まだ全然店も開いてなかったけど、だらだらと。
インド人が日本語で話しかけてくるのは、観光地ならでは。
こういうのも、今回の出張では初めてで、ちょっとうれしい。
客引きに声かけられるのが嬉しいってのは、へんなことかもしれないけど、インドの楽しさはここにある。
英語でも日本語でも、観光客用のインド人はどっちもそこそこキレイに話すので、両方使いながら会話が和やかに進む。
俺のほうも、何かを求めてるわけじゃないし、特に焦ることもなく、気楽に。
気楽。
ネットでデリー観光で調べてたらでてきたチベット人居住区へ向かう。
メトロに乗る。きれいすぎるメトロ。
そしてリキシャに乗る。
リキシャに乗ってたらまたなんかいろいろ考えてしまう。移動距離で換算するから、この人たちの給料ってとんでもなく安くなってしまうんだけど。
インプット:業務に費やしたリソース(リキシャ運転手の体力と時間)
アウトプット:業務の結果出てくるサービス(移動距離と移動時間)
ってのを考えてたら、結局はサービスの量で金額って決まってくるんだと思うので、移動距離換算になるわけだけど。
同じサービスを生み出すのに何倍もの力を使ってるリキシャ運転手って大変なんだよね。
日本政府がこのごろ同一労働同一賃金とかいってるけど、一同労働ってのは、リソースのほうを表すのか、それともサービスのほうをさすのか、そこを明確にしないと、日本の会社世界って、いつまでたっても無駄な残業をし続ける人が減らないんじゃないかな、とかも思った。
けど、リキシャ問題に関しては、リキシャは大変なんだし、日単価でいったらそうとう安いだろうし、もう少しベース金額あげてもいいのかな、とは思う。
と思いながら、結局は20ルピーとかしか出さないのだけど。
けど日本の観光地の人力車って、1時間乗ったら1万円じゃきかないよなぁ。。。
タクシー1時間貸し切っても1万円くらい?
なんだろこの差は。
とかいろいろ考えるのが、やっぱり旅の、とくに東南西アジアのいいところ。
チベタンコロニーに到着。

タルチョがまたたいてて、ドキドキする。
チベットからインドへの難民は、みんなダラムサラに住んでるものだと思ってたんだけど、デリーにもたくさん入ってきてて、その人たちがここに居住区を作っているらしい。
街をあるいてるときも、どうみてもインド人じゃない人たちが大きなバッグもって歩いてたんだけど、あれって新たな難民だったのかな。。
チベット料理でランチ。
モモ食べたかったけど、まだ準備してなくて1時間以上かかるとのことでやめた。
トゥクパをいただく。ラーメン的な。まあ、30分待ったのだけどね。こちらも。
と、まわりのテーブルでドデカイ蒸しパン食べてる人とかがいて、それがうまそうでならんかった。
おなかいっぱいだったのであきらめたけど。

チベット僧がたくさんいるわけなんだけど。
まあ、当たり前なんだけど彼らもスマホいじっていたりとか。
インド人の彼女っぽいのを連れてたりだとか。
なんか面白い。
当たり前のことなんだろうけど。
そういえばインドはお見合い結婚が多いというのだけど。
最近のはやりは新聞広告で出会い系的に知り合って結婚とかもあるらしい。
出会い系といっても、親同伴だけど。
とかなんとかいいながら、街を歩いてると、夜とか、明らかにナンパ街道だろ、みたいなところか、カップルがいっぱいたむろしてるとことか、いっぱいある。
文明開化。
チベタンコロニーやコンノートプレースには、物乞いの人がたくさんいた。
インドきて、客引き含めて、こういう類の人たちには全然あってなかったけど、やっぱ人の集まる場所に彼らはいる。ベローチェ戦略。ある意味ではビジネスとして場所を選んでる。
物乞いの人たちには、お金をあげたりあげなかったり。
写真を撮らせてもらってお金をあげる、というのも昔はやってたけど、もはやそれもなくてよかったり。
片腕で方から手が生えてるみたいな子が、肩にある手でバケツもって寄ってきたら、そんなもんコインだしちゃうよ、って感じ。
それでどうのこうのって難しいこと考えるのはもうやめた。
てか、そういえば、ホテルで荷物運んでくれる人にも、チップをなんとなく渡してるんだけど。
感覚が全然わからなくて、はじめは100あげたんだけど、どう見てもあげすぎた。
それから10とか、あげなかったりとか、してんだけど、数千ルピーするホテル泊まっててチップが10ルピーってのもなぁ、、、とか思ったりする。
帰りにまたこじゃれたコーヒー屋さん。
こういうのがいっぱいあるから、インドで旅しててもきっと安心できるだろうなぁ。
こういうとこきたらトイレきれいだし。っつーかトイレのために入った的な。。。
ワイファイもあるし。モバイル端末も買おうと思えばすぐ買える。し
一番安いスマホ、2000ルピーだったからね。3000円程度。

一応観光地へも行こうと思って、インド門へ。
すごいたくさん人がいたけど、99%がインド人。
まあ世界人口の20%がインド人なんだし、当たり前か。
全然外国人いなかった。
つーかそういえばこの出張中は一度も日本人に会ってない。
なんか変なおばちゃんが俺の鞄にインド国旗の紙をつけてきて、私は先生です、寄付をください、とか言ってきて、100とられた。
なんかもはやそういうのも面白いとしか思えない。

そんなこんなで宿へ。
夜ごはん食べようかどうしようか悩みながらビール飲んでて。
相変わらずルームサービスで済まそうとした自分がすごく嫌だったので、近くのマーケットへ飯を食いに行った。
けど行く前にネット検索するあたりがなんともいえない。
shawarmという、小さいラップサンドみたいなのを食べた。超絶うまい。
一緒に頼んだタンドリーチキンは多すぎて困った。からいし。けどおいしかった。

たった一日のデリー観光だったけども、いろいろと考えて、こうやって日記に書くことがやまほどあった。
かつてとは大きく違うのが、自分の心の余裕。
出張で来てるからってのはもちろんあるし、宿帰れば現代人ってのもあるし、それなりにいろいろ経験値をためてきたってのもあるだろうし、あんまり実はディープなとこに触れてないからっていう理由もあるような気はする。
けどなんにせよ、ゆったりと一日暮せて、いろいろ感じて、よい観光日だった。
今日は移動日。
明日からまた仕事だわー。
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